ガス機器調査は拒否してもいい?
ガス事業者が安全にガスの供給が行えるように法律で定期的にガス機器調査を実施することが定められています。
では、消費者がガス事業者を家に入れたくないなどの理由で拒否できるのかというと、法的な義務はないのでやろうと思えばできます。
あとから、罰則や罰金を科せられることはありません。
ただし、その場合にはガス事業者が義務を果たすことができないということで、ガスの供給を止める可能性が高いです。
そうなれば、ガス機器が使えませんから調理や入浴ができなくなります。
ガス機器が使えない生活は、ガス機器調査を実施するまで続きます。
そういう生活を望んでいるのであればともかく、不便に思うくらいならば最初から拒否をするべきではありません。
そもそも、消費者を守るために法律で義務付けられていることであり、点検をしないガス機器で事故が起きれば被害に遭うのは消費者自身です。
ですから、受け入れることにメリットはあってもデメリットはないとわかるでしょう。
ガス機器やガス機器調査のための法令について
ガス機器は法令にのっとりガス機器調査員による数年に1回ほどの割合で検査があります。
ガスはいつ何時爆発するかわかりません。もし人口密集地でガス大爆発でも起きたら大変な事態になります。
それらの事故を未然にふさぐためにガス機器調査員による検査があります。
ガス調査は市町村ごとに異なりますので、いつごろなのかや、詳しい検査内容については最寄りの役場や市役所など公的なとことでお尋ねください。
最近のガス機器は性能がよく、昔と違って爆発するようなことはほとんどないです。
ガスの元栓が開いていてもガス漏れが起こることはまずないです。
またガス使用者が年々減少気味なこともあり、ガス使用が減ってきています。
ガスは日常生活で重宝されており、なくてはならないものです。
爆発という危険性はほとんどないですが、点検という言葉を常日頃から頭に叩き込んでおきましょう。
そうすれば安心して暮らすことができると言っても過言ではないはずです。